自律神経失調症の治療法 自律訓練法 -2
|
カウンセリングは心の状態を頭で理解することによって自律神経失調症を治療していく方法に対して、自律訓練法は身体や自律神経をコントロールすることによる治療法です。催眠状態とは、どのような状態を思い浮かべてもらうとわかると思いますが、催眠状態のときは、非常に身体にとってもいい状態になります。
心拍数が安定し、筋肉がほぐれて、脳波も安定している状態になります。そのような状態では、自律神経の中の副交感神経がうまく働き、リラックスの状態になります。自律神経失調症の方の場合には、具体的に自律訓練法を紹介していく前に、催眠というものを説明する必要があります。というのも、催眠はテレビでみる催眠術と混同されている方が非常に多いからです。そして、催眠にも【自己催眠】と【他者催眠】というものが存在します。
意味は言葉の通りなのですが、自律訓練法とは【自己催眠】をしていく方法なのですが、これは少し訓練が必要かもしれません。そういう意味でも自律訓練法という名前が付いているかもしれませんね。これを行うには、慣れが必要です。
教えていただく場合は【場】の力を利用してできることが多いのですが、一人で家でやってみると心細く失敗してしまう人もいます。しかし、もしも【他者催眠】にばかり頼っていると、人に治してもらうとする依存心が生まれてしまします。そのような心構えは自律神経失調症の方の大敵になります。そして、シンデレラのようにいつかは魔法は解けてしまいます。だからこそ、自分で催眠をかけていくことが大切となるのです。